familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

深圳・上海出張(準備編)②

輸出をメインでやっているうちの会社は、こっちから用事を作らない限り海外出張の機会はそんなに多くない。(輸入する側は機械のコンディションを事前にチェックしたり買い付けの価格交渉をしたり、具体的な用事があることが多い) なので私は仕事で海外に行…

深圳・上海出張(準備編)①

6月に深圳・上海に出張に行くことになりました。 定期的にマンガを催促してくる中国のSさんの話を覚えていらっしゃるだろうか。 個性的なお客さんに恵まれているうちの会社であるが、中国のSさんはその中でも特に個性的な方である。 ビシっとスーツでお会い…

読書録:コンテナ物語③

コンテナ物語の読書録の続き。これで最後です。 お話のスケールはぐぐーっと小さくなるけれど、最後に我々ファミリービジネス貿易業におけるコンテナとの関わりについて。 海外のお客さんに商品を輸送する際、何百キロという重量の印刷機械は船でしか送りよ…

読書録:コンテナ物語②

「コンテナ物語」読書録の続きです。長いです。 ものの本によると、イノベーションとは「技術的イノベーション」「非技術的イノベーション」のいずれかに大別されるという。コンテナリゼーションは、そのどちらに分類されるのか悩むところである。 なにしろ…

雑記:貿易初心者のデスクトップ②

貿易初心者のデスクトップ・・アナログ編。基本的に机の上に余計なモノは置きたくない派なのだけど、それだけに卓上に常駐する小物達は厳選している。 ①猫のテープラー 大昔に友人から頂いて以来ずっと大事にしているテープラー。猫派の私には素晴らしい和み…

雑記:貿易初心者のデスクトップ

今日も雑記です。 ようやくパソコンのデスクトップまわりが安定してきた。ひょっとしたら誰かの役にたつかもしれないので公開します。 ①壁紙 疲れ目予防のため、基本的に各種ソフトはダークモードに設定している。ダークモードに違和感なく、貿易っぽい壁紙…

雑記:髪型について

いつも以上にどうでもいい話なのだけど、サラリーマンではなくなってからはや6ヶ月、髪を切るタイミングを完全に見失ってしまった。 髪を短くすると幼児か猿みたいになってしまう私は、男子にしては髪を長めにしている。サラリーマン時代は襟足がスーツの襟…

読書録:コンテナ物語①

数日間更新が滞っておりました。ここ数日何をしていたのかというと、「コンテナ物語」という本にハマって読みふけっておりました。(ビルゲイツもおすすめの一冊です。) コンテナに積載された貨物が大型船・列車・トラックを乗り継ぎながら世界中に運ばれる…

MANGA!③

ちょっと後日談。 漫画のことをブログに書いたら、記事を読んでくれた義父がその翌日に"ワンピース"全巻を大人買いした。古希にしてこのブレーキの無さとフットワークの軽さが彼の経営者としての成功の秘訣なんだろうなぁと、巨大なダンボール箱を前にして思…

さらに青くなる私

ジムに通いはじめた話の後日談です。 ジムのお姉さん「入会2ヶ月目の体力測定の結果です。」 ジムのお姉さん「筋肉のあるところが赤くなるはずですが、未だに・・・」 わたし「青いですね・・・」 わたし「右腕が前回より濃い青色になっているようですが。。…

常識だと思っていた③

貿易の仕事を通じて気づいた日本文化の特殊性の中に、「ジョークを言う文化」に対する違いがある。 日本では、偉い人や有能な人ほどジョークを言う人は少ない。特に会社組織などでは、役職が上がるにつれてジョークを言う人は減っていく。偉い人を交えた大事…

常識だと思っていた②

今年はお花見は行かれましたか? お花見は日本人に生まれて良かったーと思えるイベントの一つだけど、"屋外(公共の場所)でお酒を飲む"という文化は、実は結構珍しい文化だったりする。 世界的に見ると、屋外でお酒を飲むことが法律や条例で禁止されている…

常識だと思っていた①

異国の珍しい文化に触れて驚く機会も多い今日この頃だけど、自分の常識が世界標準とかけ離れていることに気づかされることもある。 最近の私のカルチャーショックは食馬文化である。私の故郷熊本県の名物は馬刺し。スーパーの精肉コーナーにはトリ・ブタ・ウ…

どれぐらいマイノリティなのだろうか②

今週のお題「自己紹介」にのっかって、自己紹介の続き。 家族経営という意味だけでは「大塚家具」なんかの大きな会社も入ってしまうので、このブログにおけるfamily bussinessという言葉の使い方を整理しておきます。 このブログでは、以下の3つの意味で使…

どれぐらいマイノリティなのだろうか①

今週のお題「自己紹介」にのっかって、今更ながらの自己紹介です。 ・熊本県生まれ ・高校卒業後、大学進学のため上京 ・東京の4年制大学を卒業後、大手食品メーカーに就職 ・初任地は福岡(営業) ・鹿児島に転勤(営業) ・大阪に転勤 (事務) その後、…

Uberを褒めちぎる③

Uberを褒めちぎる話の続き。 海外でUberを使う際の最大の障害はスマートフォンの通信環境だと思う。Uberを使うには、インターネットに繋がってSMSが受信できるスマートフォン端末が必要である。 しかし、海外で気軽にパケット通信を使うと一日に何千円もかか…

Uberを褒めちぎる②

Uberを褒めちぎる話の続きです。 もはや私が説明する必要もないけど、Uberはタクシーに代わる自動車配車サービスです。スマートフォンアプリを経由して簡単に車を配車できる利便性から世界中で大ヒットしている。(Uberはタクシーと違い、ドライバーは会社に…

Uberを褒めちぎる①

海外でタクシーに乗ったことのある方なら、タクシー運転手に殺意を覚えたことのない人はいないだろう。 それぐらい、慣れない国でタクシーに乗るのは超ストレスフルなことである。 そもそも適正な料金で乗車することが難しい。大抵のタクシーの運ちゃんはこ…

32期

31期が無事に終わり、4月から32期が始まりました。 私は31期の途中から参加した新入社員なので偉そうなことは言えないけれど、うちの会社は32年目に突入である。先期の決算は好調だった先々期と比較するとやや苦戦の結果でしたが、やいのやいの言いながら新…

MANGA! ②

マンガにまつわるよもやま話の続きです。 ▼うちの会社の創業時からの長ーい付き合いになるお客さんがいる。お互い家族経営であることもあり、彼らとの絆は特に深い。 さて、彼らのご令嬢は日本への留学を決意するほどジャパンカルチャーが大好きな女子である…

MANGA! ①

妻「ねえ、伊藤潤二って知ってる?」 わたし「伊藤先生!!もちろん知ってるよ!!!」 妻「え?知ってるの?キモっ」 ・・とは言われなかったけど、漫画を読まない妻の口からホラーマンガ界の巨匠の名前が出たのは予想外だった。(絵が怖いので注意して下さ…