familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

深圳・上海出張(準備編)①

6月に深圳・上海に出張に行くことになりました。

定期的にマンガを催促してくる中国のSさんの話を覚えていらっしゃるだろうか。

個性的なお客さんに恵まれているうちの会社であるが、中国のSさんはその中でも特に個性的な方である。

ビシっとスーツでお会いする中国のお客さんは少ないのだけど、SさんはドラもんのTシャツで日本にやってくるような人である。人の良さそうな丸顔もあいまって、そのラフさに思わず吹き出しそうになる。

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・・が、仕事は迅速丁寧。何をするにもマメで段取りが良く無駄がなく、かといってビジネスライクになりすぎず、とても気持ちよく仕事の出来る方である。

それだけでなく、彼は2種の中国語に加え、とても綺麗な発音でペラペラと英語を話す。我流英語を使う方お客さんが多い中、ここまで綺麗な英語を話すお客さんは珍しい。そしてなんと日本語も使いこなす。「日本語は勉強中デスネ~」とのことだが、日常会話程度であれば全く問題ない。うちの会社で日本語を扱えるお客さんは彼だけである。

要するに、見た目に反して結構やり手なのである。ベンチャー企業の副社長のようなポジションで会社の成長を支え、何度もオフィスの引っ越しを繰り返しながらアジアンドリームを実現中である。

そんな彼等の会社がこのたび創立10周年を迎えることになった。その節目に、取引の長い我々を記念のパーティーに招待してくれた・・というのが今回の深圳・上海出張のいきさつです。続きます。