familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

ピンチはチャンス②

引き続き暇な日々を過ごしている。

まともな注文は3月前半以降ずっと滞っており、今期は低空飛行で発進した。けれど、幸いにも我々の生活はすぐに困窮するようなこともなさそうである。コロナウィルス問題が収束すれば、どどっと忙しくなる予感もするので、この期間は休暇をもらったと思って前向きに過ごすことに決めた。

考えてみれば深夜早朝・土日祝日関わらずにどっかの国から電話がかかってくるような生活を送っている我々自営業者にとっては、この日々は人生で何度あるか分からない、家業に邪魔をされない祝日と言えるかもしれない。

外出が制限されるのは確かに不便だけど、これも悪いことばかりではない。我々夫婦のスローガンは"平時以上の快適さ"。平時以上の快適さを目指して巣ごもり生活をすることで、大事な学びが多くあったからだ。

 

○備蓄意識が上がった

パニック購買が始まる前に備蓄を済ませようと思い、食料や生活必需品の買いだめをじょじょに始めていたのは正解であった。

まずは食料。レトルト食品は意外と賞味期限も短いので必要最低限量の按配は難しい。そして冷凍食品の備蓄を増やそうとすると冷凍庫のスペースがすぐに足りなくなってしまうのは盲点であった。将来的には冷凍専用庫も必要かな。。

平時以上の快適さを目指すために、敬愛する堺筋本町のスパイスカレー屋さんの冷凍カレーや、バルミューダの調理キット、普段飲めない100%ジュース、高級なコーヒー豆、行列が出来るつけ麺のレトルトなどを頼んだ。外食支出が減ったぶん、その分を使い切るつもりで自宅で食べる美味しい物の開拓活動を続けている。

トイレットペーパーやサランラップやキッチンペーパー、ゴミ袋など、腐らないものは置き場所を確保してまとめて買い込んだのだけど、これだけでルーティンの買い物がすごく楽になったので今後も続ける予定。こうした備蓄ノウハウは防災対策にも役立つだろう。

○衛生意識が高まった

免疫力の維持と衛生の徹底。コロナウィルス云々を別にしても大事なことである。普段以上の早寝早起きを志すことにした我々の目標就寝時間は22時30分。早すぎる気もするけれど、お陰で元気いっぱいで過ごせるのは気持ちよい。運動不足対策の筋トレもなんとか毎日続いている。衛生に関しては、手洗いうがいくらいは以前からやっていたけれど、エレベーターのボタンやスーパーの買い物かご、クレジットカードや小銭など、気をつけるべき点は多いということは新しい発見であった。殺菌作用の高いマヌカハニーを定期的に舐めたりしている。お陰で今年の冬は一度も風邪をひかずに過ごすことが出来た。

○在宅時間のクオリティ向上

自宅にいる時間がいつも以上に長いので、ストレス解消の手立ても色々と実験中。意外にも当たりだったのが自宅カラオケ用のミュートマイクセット。マイク部分の防音カップがついており、カップを口に密着させることで防音効果があるという商品だ。見た目は妙だし、防音効果は多分3割くらいだけど、私の場合しっかり声を出すとストレスは大きく軽減されることに気付いた。コロナウィルス問題が無ければ絶対に試そうとも思わなかった商品である。Tasty tableという高級レストラン監修のミールキットが届くサービスをはじめて以降、週に一度は凝った料理を作っている。これもストレス解消に役立っている。そして巣ごもり用にスイッチライトを衝動買いしてしまった。廃人にならぬよう気をつけよう・・

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