familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ

常識だと思っていた②

今年はお花見は行かれましたか? お花見は日本人に生まれて良かったーと思えるイベントの一つだけど、"屋外(公共の場所)でお酒を飲む"という文化は、実は結構珍しい文化だったりする。

世界的に見ると、屋外でお酒を飲むことが法律や条例で禁止されている国の方が圧倒的多数派です。ウィキペディア情報によると、屋外(公共の場)での飲酒に何の規制も存在しない国は日本、中国、香港、シンガポール、オーストリア、ブラジル、キューバ、デンマーク、フランス、ドイツ、スイス・・くらいらしい。

そもそもイスラム教の戒律が厳しい国ではお酒を飲むこと自体が違法である。イスラム教の戒律が一番厳しいサウジアラビアでは飲酒に対して鞭打ち刑の罰が存在する。お酒の密売で捕まったら最悪死刑なので、お酒を飲もうと思ったら命懸けである。

非イスラム教国である北米・ヨーロッパの国々でも屋外の飲酒は規制されている場合が多いけれど、このへんは治安維持の観点からだろうか。禁酒法の歴史もあってかアメリカ・カナダは特に厳しい。

そのへんの事情を鑑みると、お酒の自動販売機まで存在する日本はお酒に対してかなーり寛容な国である。タバコに対する風当たりの強さに比べると結構アンバランスな気もする。

ちなみに、お酒に対する寛容さとアルコール依存症の発生にはそんなに相関関係はないようで、日本は他国と比較するとアルコール依存者の割合は少ない(136位/189カ国)。公共の場での飲酒に厳しいアメリカ・カナダの方がアルコール依存症者の割合がよっぽど高いのは不思議である。(世界・アルコールの依存症者の割合ランキング

 

そんなことを思いながらお花見をするとよりお酒が美味しく・・なりません。私はほとんどお酒を飲めないのでいつも運転手です。

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