familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

語学と貿易②

外国から日本に来た人が日本人に道を尋ねたりすると、たいていの人は "Sorry I can't speak English."と申し訳なさそうに逃げていく。目を合わせないように足早に逃げ去っていく人も多い。 多くの国を飛び回っているインド人の顧客いわく、これは日本以外で…

語学と貿易①

我々は30ヶ国以上に顧客を抱えており、世界中のあちこちに(五大陸全てに)顧客がいることになる。 海外のバイヤーとのやりとりは基本的に英語で行っているのだけど、英語を母国語として話すバイヤーはその中でも1割程度。ほとんどのバイヤーは後天的に英語…

アナログな会社④

つらつらとアナログな会社の文句を書いているけれど、この業界(中小印刷機業界というか)を見渡しても業界全体がそもそもアナログである。メールアドレスを持っていないお得意先も多いし、見積もりや在庫表が手書きFAXで届くこともザラである。 私「商談中…

アナログな会社③

30年間アナログ一筋で仕事を全うしてきたことは素直にすごいと思うのだけど、どう考えても便利になることはあるので、毎日15分くらい「超入門!パソコン教室」を開いています。 手書きの紙芝居形式で ・ワイファイとは何か ・インターネットとは何か み…

アナログな会社②

うちの会社の皆さんは、たまに(えっ)と思うほどパソコンが不得手である。 結婚当初の妻はiphoneで音楽を聴く方法を知らなかったし、義母はソフトバンクWiFiの白い犬のステッカーをペット入店OKの印だと思っていた(!)専門的な印刷機を海外に輸出している…

アナログな会社①

うちの会社は中古印刷機の輸出を中心に、年に200~300件くらいの取引をしている。まぁそれなりの業務量ではある。 4人しかいないし、よっぽどシステマチックに業務をこなしているんだろうな~なんて思っていたが、仕事の進め方は衝撃的にアナログだっ…

家業はじめました

現在の私の職場は、私と妻と義理の両親の4人で営む小さな貿易商社。ファミリービジネスの世界に飛び込んではや3ヶ月。サラリーマン時代の働き方と比べるとまるで異世界であり、未だにショックの連続である。 お勤めの方が楽だったな~と思うことは沢山ある…