familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

オンライン読書会運営記②

そんなこんなでオンライン読書会ReadingCircleWiredの運営がスタートした。

件のポータルサイトやツイッター、インスタグラムなどで広報活動を行い、サイトへのアクセスは徐々に伸びていった。といってもアクセスは1日に10-20程度。果たして実績ゼロの読書会に人が集まるのか・・・というのが最大の不安であった。

そんな不安な気持ちのまま待つこと1週間、初の参加申し込みを頂いた!その後も開催直前にお二人の申し込みを頂き、私を含めて4人でオンライン読書会を初開催することが出来た。こんなイベントに飛び込んでくれる参加者の皆様は勇気と教養と知的好奇心に溢れた素敵な方々であり、おかげで90分の読書会はあっという間に終了した。

参加者の皆様が素晴らしかった・・という以上に成功の理由はないのだけど、敢えて挙げるなら本の話を始める前の雑談の時間を思い切って長く取ったのが雰囲気づくりに貢献したのだろう。イベントの時間の半分以上を雑談に費やしたおかげで、徐々に固さも取れてきて、後半に行くにつれて会話も盛り上がった。(反省点は時間が少しオーバーしたこと。さすがに雑談の時間が長かったか)

そんなこんなで不安定ながらも軌道に乗ってきた・・ような気がする我が読書会である。まずはこつこつと会の運営を続けていきます。

 

オンライン読書会を2回開催して思ったこと。

*4人が最適?

オンライン会議の技術も進歩しているとはいえ、オンライン会議はやはりリアルには及ばない。端末の画面を4分割して表示できる4人が最適な参加人数なのかなと感じる。(それ以上だと双方向かつ複数人数の会話は難しくなる)

 

*運営サイドの参加者が結構多い

オンライン読書会界隈は、小規模かつ運営期間の短い団体がひしめきあっている。そのため、参加者は他の読書会の主催者だったり、別のオンラインイベントを仕切っていたりする方、またその予備軍だったりすることが多い。読書会界隈を覗いてみても、最近最も盛り上がったのが「読書会主催者の集い」なるイベントであるようだ。

この"主催者余り、参加者不足"の状況・・、、インターネットを通じて知らない人と集まったりする「オフ会文化」が決して当たり前ではなかった90年代末期から00年代のネットカルチャーを思い出す。数多の小規模かつ実験的な会が誕生と消滅を繰り返しながら、オンライン読書会文化もいずれパンピー社会に根付いていくのだろうか。私もその一翼を担うことができたら嬉しいものだけど。

 

*主催者より圧倒的に"すごい人"は必ず来る

これはイベントを始める前から覚悟していたことではあるのだけど、こういった裾野が狭い業界でイベントを開くと自分より"すごい方"が必ず来られる。自分より圧倒的に本を読み込んでらっしゃる本物の読書家さんや、素晴らしいトーク力を持った方は必ず来る。先日も、その場の会話に応じて書架から次々に本を紹介してくださる読書会の達人に参加頂いた。

こんな時、主催である自分を卑下したり、怯んだりする必要は全くない。そういう方と出会うことが、読書会を開く大きな喜びの一つなのだ。という気持ちで落ち着いて会を仕切る心がけは結構大事なのかなと思う。

 

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そんなオンライン読書会ReadingCircle Wired、まだまだ参加お申し込み受付中です!お気軽にご参加ください。

5/4 (月) 20:00~ 満席

5/8 (金) 20:00~ 残2席

5/10(日) 13:00~ 残4席

詳細&お申込みはこちら

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