オンライン読書会運営記①
一念発起して読書会を開催してから、早くも1年以上が経過してしまっていた。寛大にもド素人に会場を貸して頂いた大好きな書店が(一時的に)閉店してしまったため、振り出しに戻って拠点探しをしなければいけない状態になっていたのだが、結局何もせぬままずるずると時間が経ってしまっていたのだ。
ところが、コロナウィルス問題によって仕事が急に暇になり、読書会のことを考える時間と元気がようやくふつふつと沸いてきた。外出できない/人に会えないストレスも手伝って、オンライン開催で読書会を再始動させるために動き出した。・・そう思うと、コロナウィルス問題は私にとっては有り難い機会であった。このままだと私の読書会は企画倒れ(企画すらしない倒れ)になっていた可能性が非常に高い。
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1年以上も見て見ぬフリをしていた読書会計画であるが、いざ準備にかかると手間はほとんどかからなかった。まず、オンライン開催であればイベント開催のハードルは非常に低いのだ。場所を探す必要もなければ、費用もほとんどかからない。自身のスケジュール調整も楽だ。必要なホームページやアイキャッチ画像、告知文などは過去に作ったものをメンテするだけなので、作業は半日もかからなかった。(こんな簡単な作業ならさっさと再開させれば良かったのだ・・)
私が読書会運営をしていない間に、読書会ポータルサイトという有り難いものが出来ていた。クラウドファンディングで資金を集めたというこちらのサイトで告知することで、早速2件の申し込みを頂くことが出来た。しかしながら、オンライン○○絶頂期であろう昨今でも、オンライン読書会はそれほど人気なイベントでは無いようだ。唯一の読書会ポータルサイトも、賑わっているとは言い難い状況である。開拓余地の大きいフロンティアであると信じて今度こそ運営を頑張って続けようと思う。
そして、私自身オンライン読書会に参加したことがないので経験を積むためによそ様のオンライン読書会に参加させてもらった。オンライン読書会の欠点として感じたのは・・
・会話がかぶりやすい→リアルイベントでは誰かが話し始める雰囲気を察知して会話が被らないように交通整理しているのだが、オンラインではそれが難しいようだ。参加人数が増えれば、グループトークのハードルは上がるだろう。
・やはり多少のラグがある→ZOOMは非常にサクサクで良いサービスだと思うのだけれど、それでもリアルの会話には及ばない。
・参加者のシチュエーションが様々→出勤前の方、自宅でくつろいでいる方、自宅で仕事の合間の方・・など、気軽に参加できるオンラインイベントでは参加者のテンションもそれぞれに違う。リアルイベントみたいな親密感というか一体感を出すにはどうすればいいのか。要研究。
などなど懸念材料は多いものの、トライアンドエラーで進んでいこうと思う。
早速、今週の日曜日からオンライン読書会の運営スタートです。
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オンライン読書会Reading Circle Wiredの詳細とお申し込みはこちらです。まだお席は空いておりますので、ぜひお気軽にご参加下さい!
・4/26(日) 13:00~ 残り2席
・4/29(水) 20:00~ 残り4席
・5/4 (月) 20:00~ 残り4席