familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ

横ドラが怖い話①

横飯(ヨコメシ)という言葉がある。

元々は駐在員用語で、外国語で食事をすることを指す言葉だそうだ。(もしかしたら死語なのかもしれないけれど)この言葉が生まれた背景には、語学が不慣れな人間にとって外国語で話しながら食事をするのはすごく難しいという事情があるのだろう。

私も1年貿易の仕事をやってヨコメシの経験は数あるけれど、話に夢中で何を食べたかすら覚えていないか、食事に夢中で何を喋ったのかすら覚えていないのかのどっちかである。英語で話す、というだけで脳のキャパシティを使い切ってしまい他のことに全く注意が割けなくなるのだ。

明日インドからうちにお客さんが来られる。いつぞやの展示会で出会った、アグレッシブなインド人ビジネスマンのSさんです。ちゃんと仕事に繋がったので、苦労して展示会に出展した甲斐があるというものだ。

それはいいのだけど、明朝新幹線で来られるSさんを一人でピックアップし、車で1時間ほど離れたうちのオフィスまでお送りする・・というのが私のミッションである。

一人で外国のお客さんを乗せて運転するのは初めての経験だ。ヨコメシならぬヨコドラである。まだそんなに気心の知れていないお客さんと二人、あんまり慣れていない道を英語で会話しながら1時間のドライブ・・・。そしてインド人の英語はすごく聞き取り辛い。不安だらけである。

ヨコメシに失敗して死ぬことはないけれど、ヨコドラで失敗したら十分死ねる。私だってまだ死にたくはないし、Sさんもこんな辺境の地で死にたくはないだろう。ペーパードライバーなみの超安全運転を決意している私です。無事に帰れたら続きます。

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