familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

ドバイ出張⑦

なんだかんだで無事に商用は終わり、最後の数日は遊んで帰ってきました。姪っ子氏は頑張ったご褒美にプールに連れていってもらい、義妹と中東某国に帰っていきました。

 

仕事以外のもろもろ

旧市街

ニュードバイ(新市街)に対してオールドドバイと呼ばれる旧市街エリア。スーク(中東の市場)にはお店が立ち並び、スパイスや絨毯や金製品なども"いかにも"なお土産屋が並ぶ。

観光客向けの土産屋さんばかりなので想像の通りというか、特に無理してまで行く必要がある所ではなかった。客引きがしつこいので異国情緒を楽しむ余裕もないし、そもそも物売りの人達はインド人が多い。ありがちな土産物を3倍くらいの値段でふっかけてくるので価格交渉も大変だ。こういう観光客向けの場所で良い思いをした経験はあまりない。お客のほとんどが一見さんなのだから、とりあえずお店に呼び込んで何か買わせる以上の努力をする必要がないからだろうか。

砂漠ツアー

4WDの車に相乗りして、砂漠に行くツアーに参加した。一口に砂漠といっても、綺麗な砂漠とそうではない砂漠がある。見渡す限りパウダースノーのようなサラサラの砂!といった砂漠が良い砂漠とされるのだけど、ドバイ近郊の砂漠は特に綺麗でもなかった。西部劇に出てくる荒野のような、所々ペンペン草の生えた砂漠である。ひくぐらい態度の悪い運転手の運転でアップダウンの激しい砂山を越えて行くところはジェットコースターのようであった。(チップを渡せば彼の態度も変わったのだろうか)

車に同乗したのは、ルーマニアから来た仲の良さそうなご家族と、ニュージーランドからの一人旅中の女性。ツアーはまあまあだったけれど、こういう機会に各国の観光客と交流出来るのは楽しい。

食べたもの

移民国家であるドバイはイスラム教国でありながらイスラム教の制限はかなり緩い。ホテルではお酒が普通に飲めたし、スーパーにはハラム食品(豚肉)を販売しているコーナーまであった。

レストランもインド料理を始めとしてかなり多様な食文化が集まっている。滞在したホテルには和食のレストランも入っており、豚とお酒を食べられない国に住む義妹の強いリクエストで、カツ煮定食とビールを食べた。(まさかドバイでカツ煮を食べるとは思っていなかった)インド人のお客さんとの会食は、インドレストランに連れて行って頂いた。敬虔なヒンドゥー教徒の方は食事に制限が多いので、インド人との会食はインドレストラン以外は殆ど経験がない。ビリヤニパキスタンの米料理)とカレーなど。インド人おすすめのお店だけあってとても美味しかった。

いわゆる中東料理のレストランは、レバノンのレバニーズレストランが幅をきかせていた。フムス(ひよこ豆のペースト)やファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)などが定番だろうか。ラムのタジン煮込み(これはモロッコ料理)という、マトン肉をタジン鍋で煮込んだもの。ホテル近くのフードコートで蠅にぶんぶんたかられながら食べたのだけど、この旅で一番美味しかった。

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