familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ

語学と貿易②

外国から日本に来た人が日本人に道を尋ねたりすると、たいていの人は

"Sorry I can't speak English."と申し訳なさそうに逃げていく。目を合わせないように足早に逃げ去っていく人も多い。

f:id:familybusiness:20180228231435p:plain

多くの国を飛び回っているインド人の顧客いわく、これは日本以外では見られない現象らしい。日本で最も人なつっこい県民性の大阪でこうなのだから、恐らく日本じゅうがこうなのだろう。

 

思えば、日本在住の日本人が英語を喋れないことは別に何一つ"Sorry"ではない。

日本の西洋化(Westernize)の弊害の一つなんだろうけど、そんな気持ちを煽るような商売の氾濫と共に、この風土は我々の足を大いに引っ張っている気がする。

 

Google翻訳でビジネスは成り立つのだから、英語がしゃべれないことは貿易の世界ですら致命的な問題ではなかった。けれど、英語がしゃべれないという気後れを持つことによってビジネスが停滞するのは大問題だ。

 

グローバル化!」なんてスローガンが我々の西洋コンプレックスをますます強く煽る時代だけど、まずはそんなコンプレックスと対峙するのが先なんじゃないかなと感じている。英語がしゃべれないことを"申し訳ない"と思わないことに決めると、英語ができなくても海外のお客さんとのコミュニケーションは存外うまくいくものだったりする。