familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ

夏の思い出①

今年の夏も中東某国に暮らす義妹一家が4歳になる姪っ子氏を連れて帰省してきた。現地の夏休みに合わせて、2ヶ月以上のロングステイである。現地の外国人居住区にある幼稚園に通う姪っ子氏は、そこに集まった世界中の子供達と一緒に学んでいる。もちろん言語は英語。既に私などよりよっぽど国際人である。

数ヶ月ぶりに会う姪っ子氏はまたもや成長しており、もはや赤ちゃん時代の面影はほとんどない。特に目を見張るのは言語の発達!姪っ子氏の自由で素直な発言はとても面白い。

ただ、英語圏から帰ったばかりの姪っ子氏は、日本語と英語を同時進行で習得している最中である。そのため日本語と英語が混ざる姪っ子氏にはたまにルー大柴感が漂う。

「ねー!テレビのnoisyを少なくしてよ!」

「ジュースは一人で全部飲んだらいけないからsharingするんだよ。」

「悪いことしたらpolice carが来るよ~!」

などなど。私は姪っ子氏の言っていることが聞き取れないこともしょっちゅうであった。

 

そんな彼女が今ハマっている遊びは"family(おままごと)"。「ねーえー!仕事終わったでしょう!?(終わってない)familyしよ!familyしよう!」と、familyをするときは必ず私を誘いに来てくれる。私は大体お兄ちゃん役。姪っ子氏は専らお母さん役、妻がお姉ちゃん役を担当する。そして適当なぬいぐるみを赤ちゃん役にして、familyの日常や非日常(旅行とか)を延々再現するのだ。

いつまでも飽きずにfamilyをやりたがる姪っ子氏を見ていると、演じることへの欲求は、この時期の幼児の本能なのではないかと感じるほどである。

そんな光景を見ていると尊敬する演劇人、平田オリザ先生の言葉を思い出す。

「人間は演じる生き物なのだ。進化の過程で私達の祖先が社会的役割を演じ分けるという能力を手に入れたのだとすれば、演じることには必ずなんらかの快感が伴うはずだ。平田オリザ」

彼女はまさに人類の進化(社会性の獲得)の真っ最中。彼女なりの目線で精一杯familyを観察し、色んな役割を追体験する中から生き方を学んで行くのだろう。姪っ子氏の目に映るfamilyの中に、少しだけでもfamily businessの風景が混ざるといいなと家業人としては思う。そんなことを考えながら、ひたすら"お兄ちゃん"に徹する夏でした。

 

定期的に育児ブログのようになるわたしのブログですが、姪っ子氏の話が続きます。

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