familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ

読書会開催記②

読書会開催記の続きです。

読書会を開こう。・・と決意したものの、ほとんどゼロの状態からイベントを開くのは大変だ。具体的には、①会場、②参加者(を集める方法)そして③企画(イベント内容)の3つを確立させなければイベントは成立しない。

特に難しいのは②参加者をいかに集めるかだろう。イベントを開いても参加者がいなければ意味がないし、逆に参加者さえ集まっていれば③企画が不十分だったり①会場が多少不便でもその場のノリでなんとか上手く行ったりする。貴重な資産である時間とお金を割いてまでイベントに来てくれる人を20人も30人も集めるのは簡単なことではない。SNSやホームページで告知をしたとしても、開催実績の無い読書会にどれだけ人が集まってくれるかは謎である。集客が未知数であれば①会場も決められない。下手すれば大赤字である。

・・などと書くと段々弱気になってしまいそうであるが、私が最終的に行き着いた結論は、「関西で本が好きな人であれば誰もが知っている素晴らしい会場を確保する!」という作戦であった。読書会の知名度がゼロであるぶん、参加を後押ししてくれるような素晴らしい会場を確保することが出来れば自然に人は集まるはず・・?という大胆な仮説のもと、まずは最高の会場を抑えることを最優先の目標として動き始めた。

私の中で第一希望として真っ先に挙がったのが、大阪/心斎橋にあるスタンダードブックストアという書店である。この書店は私と妻の初のデート場所・・というどうでもいい情報は置いておくとして、関西で本が好きな人ならまさしく誰しもが知っているアイコニックな書店である。イベント会場にもなる大きなカフェスペースを併設する。こちらの書店のカフェスペースでは、毎日のように出版記念イベントやトークショー、本にちなんだワークショップが開催されている。有名どころでは谷川俊太郎からASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文、イラストレーターの中村祐介まで、そうそうたる文化人が登壇したこともある。

そんな書店で素人かつ実績ゼロの私がイベント開催の相談をするなど、無謀というか畏れ多いというか恐縮しかないのだけど、よくよくホームページを見てみるとイベント会場としてのカフェスペースの貸し出しもされているそうだ。私は勇気を出して飛び込み営業をしてみることにした。まずは社長に飛び込み電話。しかし社長がお忙しいそうで、お電話は中々繋がらない。(その当時、社長がお忙しかった理由は後に判明する)

その後、読書会の様子が分かる写真と開催意図をメールでお送りして待つこと約1週間。なんとすぐに開催OKを頂くことができた!あまつさえ、書店のホームページにイベント告知まで載せて頂けることになった。お会いしたこともない素人なのに、頼んだこちらが驚くほどの懐の深さである。感謝と恐縮が入り交じる興奮が落ち着いた頃、後戻り出来ない状況になったことを自覚して若干焦る。そしてイベントは走り出しました。

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