familybusiness’s diary

家族で貿易商社を営む日々のあれこれ/オンライン読書会はじめました

ファミリーライブラリーを作ろう!①

家族で小さな貿易商社を営む我々ですが、うちの会社の創業は32年前。その当時妻はまだ5歳であった。当時の写真を見せてもらうと、子供時代の妻がヨーロッパから来たお客さんの膝に座ったり馬乗りになったり・・、随分自由なご接待をしている様子が分かる。

先日のドバイ出張の際、我々も2歳の姪っ子を同伴させてお客さんに抱いてもらった。長い時間をかけて子供達が成長し、いつの間にか自分の子供をお客さんの元へ連れて行く側へと交代していく様子は、家業を営むうえでのロマンの一つである。

そんな古い写真をめくりながら家業の歴史を振り返るのは楽しいし、家業を次の世代に渡していくうえでとても大切なことだと思う。思想や価値観を次代に受け継いでいくために、写真やビデオなどの記録は口伝だけでは出来ない役割を果たす。

けれど、そんな貴重な写真やビデオは往々にして散逸していくものである。この30年の間、デジタルアナログへの大転換も経験したし、互換性のない記録媒体のアップデートが何度も発生した。我々の貴重な社史も、いつ散逸してしまうか分からない状況である。

そんなことを考えて、ファミリーライブラリーの整備に着手しました。続きます。

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